東北を行け
観光突進レポート

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鳳鳴四十八滝

(作並の手前の景勝)
〒989-3431 宮城県仙台市青葉区作並字棒目木



 5月、作並温泉の少し手前、ニッカウヰスキー仙台工場よりもちょっと手前、そんな所のR48沿いにある名所「鳳鳴四十八滝(ほうめい・しじゅうはちたき)」へスタスタと突進してみることに致しました。

 駐車場からの案内板を見るとカメラマークが2つ付けてあり、2箇所の見所があるんだなーと。はい、整備された遊歩道も良い感じですね~。

 歩いてすぐのその展望所へ着いてみれば、なんとそこは、谷底からそそり立つ崖の上の上。そこの岩の突端の柵につかまり下をのぞきますと、ほぉ~、なんとも物凄い水量の滝がダダダダーッ。それらは物凄い轟音とともに滝壺に流れ落ち、水けむりがここ、絶壁の上まで吹き上げているのです。そして、そこに立つ2本の足が、怖さでプルプルと。

 んー、ここはなかなか素晴らしいです。滝のシブキとその爆音が辺りを包み、滝を見ずとも、この場所にいるだけでココロ洗われますぞ。もし峡谷に下りられたら、そこは地獄か天国か。

 そして少し目線を上げれば、新緑の中に藤ノ花の淡い紫色。滝の上流に目を向ければ「あれは烏帽子山かな~」と思しきポッチャリした小山も見えていて。‥最近ではゴリラ山とも言うそうで。

 その後気を良くして少し下流の方まで出張す。で、そこのセイコウ大橋から峡谷をなんとなく眺めておりましたら、あら、眼下の遥か先の危ない岩に、釣り人が張り付いて糸を垂らしているではありませぬか。いったい、どうやって下りたんでございましょうか、と思えるシチュエーションなんざますよ。その情熱や、お見事。‥自分も仕事を休んで朝4時に起き、ヘラブナ釣りに行ったのを思い出しましたでしょ。

メモ)
 四十八とは「いっぱい」の意味なんですって。別番組で見て知りました。どうもすみません。

おそば・どうだんの里

(作並の手前の蕎麦屋) 、このurl
〒989-3431 宮城県仙台市青葉区作並字棒目木10 TEL.022-395-3883
天ざるそば 1200円、石臼挽き自家製麺、つなぎ1割使用(メニュー添付の案内)
 鳳鳴四十八滝の駐車場の主のようにあるお店「どうだんの里」にやって参りました。

 ここの大駐車場には鳳鳴四十八滝の看板が付いており「え、ここに停めていいんだよね?」と、ちょっと不安になるのです。でも心配いりません、滝を見ても、そばを食べても、どちらもOKのようなのです。

 本題の蕎麦屋さんですが、意外と立派なお店でありまして、平日のお昼直前に伺ってみると(最近、情報誌に掲載されたせいか)ほぼ満員状態。店内も新しく、とてもきれいで居心地よろしでした。

 メニューから適当に「天ざるそば」を頼んでみたら(満員のせいか)「少し待ちますので」とのことわりがあり、案の定、かなり待つことに。

 出てきた「天ざるそば」は少々色が付き、また薄く点々のある蕎麦で、食べてみれば、蕎麦の風味が少ない感じですが、そばつゆのカツオだしが案外おいしく、全体として〝まいうー〟で頂けました。んと、蕎麦ツウの人のために書いておきますと、仙台と山形の中間あたり(の本格派度)ってなところかと思います。まあでも、今後も進化すると。

 昨年の情報誌では二八蕎麦、最近の情報ペーパーでは5%のつなぎ使用、この店のメニューの案内ではつなぎ1割使用と書いてあり‥、ふぅ「つなぎ」なんて、もうどうでもええ、と。んー、天ぷらは普通に旨しです。


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©東北を行け0805 , 17rw , Update:2024/09/17